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更生保護サポートセンター富山

更生保護サポートセンター富山のブログです。 私たち保護司の活動を、支部ごとに、また、全体で活動した内容や思い、感想などをご紹介いたします。

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富山県薬物乱用防止指導員大会に出席しました

平成30年11月21日(水)15時からパレブラン高志会館カルチャーホールで行われた大会に参加しました。

主催は富山県。くすり政策課です。

 

薬物乱用防止指導員は、保護司、薬剤師、ライオンズクラブの方が富山県から認定を受けています。

先ず、薬物乱用防止功労者表彰の表彰でした。

その後、今年度の事業報告と次年度の事業計画の報告がありました。

最後は、講演会。アイ・クリニック院長 吉本 博昭先生の「薬物依存症を理解し、その対応を考える」でした。

大麻の話。未成年による大麻による検挙数が上昇し、5年前の6倍になっているとのこと。

初めて大麻を使用した動機は、「好奇心、興味本位」が66.3%に達しています。(複数回答)

薬物依存は、危険度ラックから大麻へ。そして覚醒剤へと移っていきます。

家族や友人より「薬物」。仕事や学業より「薬」。信用や信頼より「薬」。薬が一番大切なものになってしまうと、「薬物依存症」という「病気」になってしまいます。

依存症には、様々な依存があります。

物質への依存では、「アルコール、薬物、ニコチン、摂食障害」があります。

行為への依存では、「ギャンブル、買い物、ネット」があります。

関係の依存では、「恋愛」などがあります。

依存は「病気」。自分の忍耐や根性だけで治るものではありません。

専門機関や周りの人の協力が必要です。

私たちも薬物依存を理解し、治癒するための努力を手助けしていきたいと思います。

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平成30年度「保護司事務担当者協議会」が開催されました

平成30年度の保護司会「事務担当者協議会」が、9月18日午後、富山市婦中ふれいあい館大研修室で開催されました。

富山市保護司会からは、3名の出席。富山県内すべての保護司会から1~3名の参加です。

富山保護観察所長からのご挨拶の後、連絡事項の説明があり、各種手続き方法や請求方法の説明がありました。

ほとんどの保護司会の事務担当者はベテランなので、説明するほどでもないのですが、確認の意味も含めて、サーっと観察所からありました。


次に、「更生保護サポートセンター運営協議会」がありました。
富山市保護司会連合会会長、水口会長から挨拶があった後、県内未設置地区、または、今年度設置地区への参考事例を紹介されました。

富山市保護司会は、すでに設置済みで、元々富山市保護司会事務局が富山市社会福祉センターにあったので、開所に当たっての事務所探しや事務用品、椅子、テーブルなどの手配はなかったのですが、これから開所する南砺市などや、既に箇所はしていますが、保護司会の事務所がなかった滑川市などは、苦労があったようです。

市から中古の事務机を無償で譲りうけたのですが、20年以上前の昔ながらの机で、使えなかったり、重すぎたりで、処分することになったとの話がありました。 また、活動している中での課題も出されました。

富山市保護司会、サポセンとしては、事務所の問題があります。 現在の事務所は、他団体との共有で、同じ部屋で複数の団体が活動することもしばしばあります。 保護司会とすれば、守秘義務のある事柄も多い中、他団体の方の耳に入ってしまうこともよくあります。

別の独立した部屋を確保したいとは思っているのですが、富山市の施設で適当な所を見つけるのは、難しいそうです。

他地区では、独立した部屋を確保し、事務所で対象者と面談をしたり、夜の活動に使用したりと比較的自由にされています。 何とかこの問題を可決できるよう、市やその他議員先生にも引き続き、折衝していくつもりです。

サポセンというのが立ち上がり、企画調整保護司ができてから、保護司活動や保護司の役割も変わりつつあります。

数年前までは、保護司であることすら秘密にした時代から、積極的に「更生保護活動」に参画していく組織の役割や、個人の考え方の変革が、いま問われているのかもしれません。
(T-I)

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