11月21日午後より、富山県心の健康センターで「薬物依存症の家族教室」に参加しました。
今年度で3日目となります。今回は、家族からのメッセージというテーマでお話しがありました。
新潟家族会の小西憲先生のお話しに続き、金沢家族会のグッド先生のお話しでした。
両先生は現在も薬物依存症の息子さんをお持ちで、その苦労話を聞きました。
最後にわかちあいの時間と言うのがあり、私たち保護司と保護観察所、富山刑務所の方とグッド先生が入り、各々の立場でお話しをしました。
保護司としては、薬物対象者を担当した時の体験談だったり、これから担当する対象者のための勉強だったりでしたが、刑務所さんは塀の中に入っている方の4割が薬物関係で入所していることを告げられた時には、薬物が身近になってきてることが良く分かりました。
また、何度も薬物をやって出入りしているという事実も、薬物依存からの脱出が相当難しいということも判りました。
心の健康センターでは、様々な依存症の方の相談を受けておられます。家族の方からの相談も受けておられますので、そのような方がおられましたら相談を進めても良いと思います。